5月3日開催!津和野のイベント「乙女峠まつり」をご紹介!

観光地でたくさんのイベントが催されているゴールデンウイークの真っ只中。

津和野では毎年5月3日に「乙女峠まつり」が開催されています。

「乙女峠まつり」と聞いて、いったいどんなお祭りなの?と疑問に思いませんか?

ということで今回は「乙女峠まつり」の内容と、昨年のイベント当日の様子をご紹介いたします!

目次

乙女峠まつりとは?

乙女峠まつりとは、津和野町(旧津和野藩)で殉教したキリシタン信者の巡礼を行うイベントです。

実は、巡礼先の乙女峠は、日本でも数少ないマリア様が現れた場所として有名で

日本国内にとどまらず、世界各国からキリシタンの方がお見えになります。

明治初期、キリスト教は邪教として信仰が認められていませんでしたが、

長崎などには、多くの隠れキリシタンがいました。

邪宗信仰を理由に捕まり、改宗をさせるために、捕まった一部の方が津和野藩に流されてきました。

最初は、諭すことから始まった改宗行為も、日に日に厳しさを増し、

拷問や投獄にまで発展し、ついには殉教者までも出すようになってしまいました。

(津和野カトリック協会と乙女峠については別記事にまとめる予定のため、こちらでは詳細割愛いたします。)

乙女峠まつりの様子

2020〜2022年の3年間、コロナ禍の影響で乙女峠まつりは中止となっていましたが

ついに2023年に実施されることとなりました!

私が津和野町に移住して初めての開催。

早速、乙女峠まつりをみてきたので、その時の様子を紹介しますね。

前日までの様子

では、まず前日の様子から。

いつもは乙女峠マリア聖堂にいるマリア様が、町中の津和野カトリック協会にお越しになっています。

当日は、このマリア様を信者の方が担ぎ、乙女峠を登ります。

津和野カトリック協会の前の道には、

協会支部別の立て看板が設置されていました。

札幌支部から那覇支部まであり、日本全国から訪問されることがわかります。

一方、当日の会場となる乙女峠では、

メインステージの準備が着々と進んでいます。

こちらはメインステージ側からマリア聖堂をみたアングル。

マリア聖堂の中には、お花が準備されています。

普段は、真ん中にある台座にマリア様の像があるのですが、現在はご不在。

乙女峠の奥には、しっかりとトイレも準備済み。トイレ大事!

当日、津和野のメインストリート「殿町通り」は交通規制がかかりますので

車でお越しの方はお気をつけください。

最後に、参考程度となりますが

津和野カトリック協会の横にある「津和野幼花園」が、前夜祭の会場になっています。

当日の様子

お天気もよく、イベント日和になった当日!

津和野のメインストリートである「殿町通り」には、支部別にたくさんの信者さんが並んでいます。

時間になると、十字架を持つ先頭の信者さんが歩き始めます。

一般の信者さんがしばらく行列に続くと、

マリア様が女性信者に担がれ、進んでいきます。

幼花園のちびっこちゃんたちも、この日は衣装を着て列に参加。

衣装を着た子供たち…めちゃ可愛い///

犬連れの参列者の方もいました!

チラシには犬連れ可否の記載はありませんでしたが、

もしかしたら犬連れOKなのかもしれません…。

マリア様の像が過ぎると、また一般の信者さんの行列が続きます。

行列にくっついて乙女峠に上がると

見渡す限り、人・人・人!

一体何人いるのでしょうか…?(後日、観光協会の方に伺ったところ1,000人ほど上られていたそうです!)

乙女峠への登山道は細いので、早めに降りられるのがおすすめです。

以上、乙女峠まつりの様子のご紹介でした!

乙女峠まつり詳細

開催日時5月3日 10:15開始 15:00終了
場所津和野カトリック協会 〜 乙女峠
駐車場なし(町内のコインパーキング等をご利用ください)
お問い合わせ先津和野カトリック協会(HPはこちら
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