【犬と移住】田舎暮らしを始めて2年。理想と現実をお話しする!

夫とともに会社員として働きながら、愛犬と関東で暮らしていた筆者。

愛犬との暮らしを ”今” 大切にするため、会社員を辞めて、田舎に移住しました。

この記事では、愛犬のために実際に移住して田舎暮らしをしている筆者が、

犬との田舎暮らしって実際のとこどうなの?というよくいただくご質問に対して、理想と現実をお話しします。

  • 犬のために関東から地方の田舎へ移住を検討している方
  • 犬と田舎暮らしをしたい方
目次

犬と田舎暮らしの理想と現実 その1

『理想』 自然豊かな場所で、愛犬を思いっきり走らせたい!

現実は・・・自然が豊かすぎて、逆に怖くてのびのびさせられない

理由1:野生動物が多くて怖い

自然豊かということは、その自然に住む野生動物も必然的に多くなります。

そりゃそうでしょうねー。と思われる方もいらっしゃると思いますが、野生動物がいること自体は問題ではないのです。

実際に暮らしていて、野生動物に遭遇すること自体、多いわけではありません。

一番怖いのが、”野生動物のフン” です。

森や林の近くだけではなく、町の中に普通にフンがされています。

野生動物のフンには、指定伝染病となる病原菌がいることもあり、

”愛犬が気にして匂いを嗅いだ時に、フンが鼻に少し触れてしまった。”

”病原菌に汚染されたフンや尿が、雨の日などに溶けて水溜りになり、その汚染された水に触れてしまった”

というようなひょんなことから病気に感染してしまうことが考えられます。

その理由2:マダニなどの有害な虫が多い

その理由1に付随する内容ではあるのですが、

自然や野生動物が多いと、これまた必然的に多くなるのがノミやマダニ、蚊などの虫たちです。

予防法を持たない野生動物には、もれなくノミやマダニがついていると考えるべきで、

野生動物が使うけものみちや巣穴の近くには、近づかないようにするのがベター。

といっても、どこがけものみちで、どこが巣穴か?なんてわからないですから、

森や林全体が危険ゾーンとなるわけです。

犬と田舎暮らしの理想と現実 その2

『理想』 犬がいても、地方ならのんびりとストレスフリーな暮らしができる

現実は、、、地方の方が意外と犬への当たりがキツイ。

理由1:犬NGの場所が多い

あらかじめ犬と一緒に入れないお店や観光施設は多いだろうなと予想していましたが、

公園や商店街へも犬を連れて入れないというのは想像していませんでした。

以前住んでいた関東の住宅街の周辺にも、たくさんの公園があったし、

もちろん商店街もありましたが、犬禁止はあまり見かけませんでした。

地方に行くほど、その辺はゆるいかな?と思っていましたが、現実は真逆。

ちなみに、オムツなどをしていてもダメなようです。(筆者の犬友さんが実際に体験しています)

犬と田舎暮らしの理想と現実 その3

『理想』 動物病院やペットホテル、犬と泊まれる宿は多少なりともあるでしょ!

現実は、、、想像以上にない(笑)

理由1:シンプルに犬の施設が少ない

人口に比例して犬の飼育頭数も、都会より田舎の方が少ないだろうと予想していたので、

犬関連の施設は少なくなると考えていましたが、予想以上にありません。

ドッグラン? 遠くに一ヶ所だけ。

トリミングやペット可のホテルはほとんどない上に、小型犬(10キロ以下)までなどの制限がある。

中大型犬が家族である我が家は箸にも棒にもかからないという状況です。

田舎に引っ越しして、山中湖や那須塩原が “ペットに優しい観光地” と言われる所以を実感しました。

犬のために移住して田舎暮らしをして良かったこと

ここまで田舎に移住してよくなかったことばかり書いてしまいましたが、

やっぱ田舎に移住してよかったな!と思うことも書いておきたいと思います。

良かったこと1:自然のアクティビティが気軽に楽しめる

まず最初に挙げられる良かったポイントは、自然のアクティビティを気軽に楽しめることです。

都会にいると、海も川も山も、休日・平日関係なく人がたくさんいて、

そんな場所に犬を連れていっても、周囲に気を遣ってしまい楽しむことができません。

一方、都会よりも人口が少なめの田舎なら、その辺の心配は不要。

ハイシーズンでも、そこまで人は多くありません。

川遊び、海水浴、雪遊び、人によっては山登りも楽しめます。

良かったこと2:人が絶対的に少ないので気楽

次に挙げる良かったポイントは、なんといっても人が圧倒的に少ないこと

飼い主との大切なコミュニケーションのひとつでもあり、犬にとっての大切なリフレッシュタイムである”お散歩”。

のはずが、人の多い都会では、周りに気を使うことが多くて、逆に気を張ってしまうことが多くあります。

犬が苦手な人、いきなり走って近づいてくる小さい子供、よかれと思って勝手におやつを与えるご老人など…

この気持ち、お分かりいただける飼い主さんは多いのではないでしょうか?

人が少ないだけで、これらの気兼ね要素に遭遇する確率がグッと下がり、

本来の ”愛犬と一緒に散歩を楽しむ” ことができるのは、本当に嬉しい点です。

良かったこと3:都会熱がなく、夏でも過ごしやすい

最後の良かったポイントは、都会熱がなく、夏でも過ごしやすいことです。

以前住んでいた関東地方は都会熱がすごく、朝早くからから夜遅くまで暑い時間が長く続き、

お散歩に行くのも正直一苦労でした。いつまでたってもアスファルトの道路が熱い…。

一方で、自然豊かな田舎は日中暑くても、夜や朝にはしっかりと気温が下がり、とても過ごしやすいです。

真夏でも、朝イチは朝露で芝生が濡れているほど。

犬との田舎暮らしの理想と現実 まとめ

愛犬のために田舎へ移住した筆者が体験した理想と現実について紹介しました。

一概に”田舎”といっても、場所によって環境は全く異なりますが

犬と田舎暮らしを検討している方の参考になれば幸いです。

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