鷲原八幡宮に行ってきました!
津和野のメインストリート「殿町通り」から車で約15分で行ける場所にあり、毎年4月の第1日曜には流鏑馬(やぶさめ)神事が行われる由緒正しい場所です。
この記事では、鷲原八幡宮への行き方と境内の様子を紹介していきます!
鷲原八幡宮とは
津和野で一番古い神社である「鷲原八幡宮」。
現在修復中の本殿は室町時代に再建されたもので、その始まりは南北朝時代にまで遡るほど。
津和野城の南西、つまり裏鬼門にあたる位置にあって、
お城ひいては津和野藩を守るお役目があったと考えられます。
鷲原八幡宮への行き方
そんな由緒正しい鷲原八幡宮ですが、なんと無料で拝観できるんです。
しかも犬連れOKという、愛犬家には嬉しい観光スポット。
車で移動される方は、残念ながら駐車場がないため
近くにある道の駅「なごみの里」まで車で行き、そこからは徒歩(所要時間は約5分)がおすすめです。
電車で津和野に来られた方は、タクシーで向かうか
いい季節の時にはレンタサイクル(津和野駅から約30分)で道中の景色を楽しみながら向かう手段もありかと。
バスという選択肢もありますが、本数が多くないので、個人的には使わないかな…。
鷲原八幡宮の境内の様子
さて、境内の紹介をしていきます!
境内はそこまで広くありません。1時間ほどあれば、ぐるっと回って戻ってこられます。
見どころは、「流鏑馬の馬場、参道の大鳥居、大杉」です。
それぞれ紹介していきますね。
流鏑馬が行われる馬場
鷲原八幡宮に足を入れると、そこはもう流鏑馬の馬場です!
とっても長い!なんと全長は、250メートルもあるとのこと。
流鏑馬馬場の真ん中にはこんもりとした山があって、
そのとちゅ、途中でちょっとだけ背が高くなっている場所が。
これが流鏑馬信神事の時に的を設置する場所です。
250メートルの間に3カ所あります。
参道の大鳥居
流鏑馬の馬場を楽しみながら歩いたら、参拝に向かいましょう。
第2と第3の的場の間が、本殿まで続く参道になっていて、ここに立派な鳥居。
ちょっとお茶目な装飾がほどこされています。
わかりますでしょうか?
鳥さんたちが集まって「八幡宮」の文字になっているんです!
ちょっとした遊び心があって、昔の人もユニークだなぁと感じます。
参道を奥に進むと、左側に手水舎があり、
そして、右側に社務所があります。
この社務所は、1年に一度、流鏑馬神事の時にしか開きません。
御朱印やお札、絵馬もその時しか買えないので、とっても貴重なのです。
楼門・拝殿・本殿
ではそのまま奥に進みましょう。
こちらが楼門。現在改修中のお姿です。
参拝者を迎え入れてくれる狛犬さんたちもこの通り。
楼門の横に避けられています。
作業中の方に聞いたら、保管用の倉庫が建ったら、その中に移動する予定だそうです。
楼門の左に回ると、楼門の先に拝殿、そしてそのさらに奥に本殿が見えます。
一般の参拝客が入れるのは楼門まで。その先は神事の時に神主様や氏子さんたちが入られます。
改修中の間は、本殿の左側にある神楽殿が、一時的な社殿となっています。
裏にそびえる大杉
参拝が終わった!と、ここで帰ってはいけませんよ。
本殿の後ろには、御神木の大杉があります。
そのデカさと言ったら…想像以上だと思うので、ぜひ見てから帰ってください。
本殿の左後ろにある坂道を登っていきます。所要時間は5分ほどです。
道なりに進んでいき、
上へ上へと進むと、右側にそれっぽいものが見えてきました。
こちらが御神木の大杉です。
この大杉、なんと樹齢は1000年以上!この大きさにも納得です。
写真では、なかなか大きさを伝えられないので、愛犬を入れてパシャリ。
・・・想像つきますかね;
鷲原八幡宮 まとめ
以上、鷲原八幡宮について紹介させていただきました!
津和野といえば太鼓谷稲成神社が有名ですが、津和野藩当時の重要性ではこの鷲原八幡宮もとても大切です。
四季折々の景観も美しいので、ぜひ一度訪れてほしい場所です。
鷲原八幡宮 観光スポット詳細
住所 | 〒699-5613 島根県鹿足郡津和野町鷲原イ632-2(Googleマップで開く) |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし |
問い合わせ先 | 一般社団法人 津和野町観光協会(協会HPはこちら) |
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