日本五代稲荷のひとつとされる太皷谷稲成神社。
大願成就のご利益があるとして、とても人気のある神社です。
そんな稲成神社には、年に2回、春と秋それぞれに御縁日があります。
今回は春の御縁日「春季大祭」についてご紹介いたします。
太鼓谷稲成神社の「春季大祭」ってなに?
詳しく知らない方のために太皷谷稲成神社について簡単に説明します。
太鼓谷稲成神社とは
太皷谷稲成神社とは、津和野駅から徒歩20分ほどの距離にある稲荷神社です。
日本五代稲荷のひとつとされ、島根県内では出雲大社に次いで参拝客が多いのだとか。
祭祀は、宇迦乃御魂神(うがのみたまのかみ)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二柱。
ご利益は、稲荷神社ではよくいわれる五穀豊穣や商売繁盛などの他に、
少し変わったところでは大願成就と失せ物が見つかるところが挙げられます。
太鼓谷稲成神社の詳しい説明は別記事にアップする予定です!
「春季大祭」とは
太皷谷稲成神社の御縁日で、地元では「春祭り」として親しまれている日です。
5月15日は、太鼓谷稲成神社に稲荷大神である宇迦乃御魂神(うがのみたまのかみ)が降りられた日。
なので、太皷谷稲成神社にとってはとても大事な日なのです。
当日、太鼓谷稲成神社ではさまざまな催しが行われています。
また、津和野のメインストリートである「殿町通り」には出店が立ち並び、
本当にちょっとしたお祭りに。
なんとこの日、津和野の小中学校は、子供たちがお祭りを楽しめるようにと少し早く学校が終わります!
「春季大祭」の楽しみ方
年に一度の大神様が一番近くに感じられる御縁日ですから
やはり午前中は、お稲荷様にお参りをして春季大祭を観覧し、
その後、殿町通りの出店で食べ歩きしつつお祭りの雰囲気を楽しむのがおすすめです!
「春季大祭」の様子
では早速、2023年の春季大祭に行ってきたので、どんな様子か紹介していきますね!
太鼓谷稲荷神社での様子
まずは太鼓谷稲成神社での春季大祭の様子から。
2023年の5月15日は、月曜日という平日にも関わらず駐車場にはたくさんの車が止まっています。
この写真の撮影時間は、9時50分くらい。
車で上まで上がりたい方は早めに到着するのが良いかもです。
10時となり、春季大祭の本殿祭がスタートします。
まずは宮司さんの祝詞奏上から。
宮司さんの祝詞奏上が終わると、関係者そして観覧者にも清祓えをしてくれます。
本殿に移動し、参列者の方々の祈願祭を行い、
最後に巫女さんによる悠久の舞が奉納されます。
こちらで春季大祭の本殿祭は終了です。
10時に開始し、11時過ぎに終了しました。
殿町通りのお祭りの様子
では次に、津和野のメインストリートに当たる殿町通りでのお祭りの様子です。
殿町・本町通りにあるお店には、前日からしめ縄が配られ、軒先に飾られています。
しめ縄があるだけでも、ちょっと雰囲気が違って、歩いていて楽しい気分。
殿町通りの出店は☟こんな感じ
たい焼き、フライドポテト、からあげ、わたがしにかき氷など…色々出てます!
コロナ禍以前は、もっと出店が出ていたそうです。
本殿祭が終わるころにはちょうどお昼時。いい香りに誘われて、クレープを買ってしまいました(笑
太鼓谷稲成神社「春季大祭」イベント詳細
住所 | 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田409(Googleマップを開く) |
開催日時 | 5月15日 10時〜 |
駐車場 | あり |
お問い合わせ | 公式HPのお問い合わせフォーム(こちら) または お電話にてお問い合わせください |
電話番号 | 0856-72-0219 |
公式HP | 太鼓谷稲成神社 |
交通規制情報
当日、出店がある影響で、殿町通りは終日通行止めになります。
車で移動される方はご注意ください。
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