秋に旬を迎える里芋。
実は津和野でも美味しい里芋が採れ、その里芋を使った”芋煮”は日本三大芋煮のひとつと言われています。
初めて芋煮を食べた筆者は、あまりの美味しさに驚いたほど。多分、無限に食べられる…!
この超絶品の芋煮を、なんと無料で食べられる”振る舞い(いわゆる芋煮会)”を津和野では開催しています。
津和野の料理人が作る本場の芋煮をぜひ食べてほしい!
ということで今回は、芋煮の振る舞いがいつ行われるのか?芋煮のレシピと合わせてご紹介していきます。
- 津和野の芋煮を食べたい方
- 津和野の芋煮の作り方を知りたい方
島根県津和野町の芋煮
”芋煮”と聞いて、みなさんはどんな料理かパッと思い浮かびますか?
関東出身でインドア派だった筆者は、”芋煮”という名前こそ聞いたことはあれど、どういうものか知りませんでした。
芋煮の”イモ”はじゃがいもだと思っていたくらいです(笑)
なので、まずは簡単に芋煮について説明します。
芋煮って?
芋煮は、里芋が入った汁もののこと。
日本の郷土料理のひとつで、山形県中山町・愛媛県大須市、そして島根県津和野町の芋煮が”日本三大芋煮”といわれています。
津和野の芋煮には、津和野のシンボルである秀峰 青野山の麓にある笹山という場所で採れた里芋を使っています。
標高500メートルという高地になり、夏でも涼しい場所です。
火山灰質の土で水捌けがよく、その影響で、笹山で採れる里芋は粘り気があって、地元では有名な里芋の産地となっています。
島根県津和野町の芋煮の特徴
島根県津和野町の芋煮の特徴
・昆布だしがベースのお澄まし汁タイプ
・具は里芋だけ
・あぶり鯛とゆずが決め手
どの芋煮料理も、メインは”里芋を食べること”という点では同じなのですが、
日本三大芋煮の中でも、島根県津和野町の芋煮だけはだいぶ違います。
山形県も愛媛県も、里芋以外にさまざまな具材を一緒に煮込んでいますが、津和野の芋煮は里芋のみ。
昆布ベースのお出汁に、最後はあぶり鯛とゆずで上品な香りが漂うお澄まし仕立てになっています。
島根県津和野町の芋煮会情報(随時更新)
ではお待ちかねの….2023年度 無料で食べられる芋煮のふるまい情報をお伝えしていきます!
ふるまい(芋煮会)は、いずれも数量に限りがありますので、ご了承ください!
9/24(日)秋のつわの ”鯉・恋・来いまつり”
今まで夏に行っていた津和野の鯉・恋・来いまつりが、2023年は秋祭りになりました!
芋煮以外に、ほくほくでとっても甘い津和野の焼き栗も販売される予定です。
詳細は津和野町観光協会HPよりご確認をお願いします。
10/15(日) ”芋煮と地酒の会”
十五夜に毎年開催される”芋煮と地酒の会”。
この日はなんと、芋煮以外に、津和野にある造り酒屋さんの日本酒も振る舞われます!!
お酒と芋煮は最強のコンビネーションであること間違いなしなので、
飲兵衛さんはぜひこのタイミングで芋煮を食べにきてください!
島根県津和野町の芋煮の作り方
島根県津和野町の芋煮をご自宅でも食べたい方のために、筆者オリジナルのレシピを記載します。
よければお試しくださいませ。
材料
・里芋
・あぶり鯛(2つ)
・ゆず
・しょうゆ
・塩
・昆布
Step1:水と昆布を鍋に入れ、昆布ダシをとる。
Step2:里芋は皮を剥き、茹でてアク抜きをする。
Step3:あぶり鯛をほぐし、身とそれ以外に分ける。身以外の部分は出汁パックなどに入れておく。
Step4:昆布だしに里芋とあぶり鯛(身以外)を入れ、煮る。
Step5:里芋が柔らかくなったら、しょうゆと塩で味を調整する。
Step6:お出汁と里芋を器に持ったら、ほぐしてあるあぶり鯛の身をふりかけ、最後にゆずの皮を一切れ入れる。
※あぶり鯛は、小さい鯛を炙ったものです。津和野唯一のスーパー”キヌヤ津和野店”で販売しています。
鯛をご自宅で焼いて代用も可。
島根県津和野町の芋煮まとめ
今回は、日本三大芋煮のひとつに数えられる島根県津和野町の芋煮についてお伝えしました。
津和野の芋煮は、鯛とゆずが素材の味を引き立てた、とても美味しい芋煮です。
芋煮のふるまい(芋煮会)については、情報アップされ次第、随時更新していきます。
芋煮食べたい!という方は、よければブックマークをお願いしておいてくださいね。
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