りんなです!2021年に津和野へ移住し、
町なかを毎日家族と散歩しています♡
津和野のメインストリート「殿町通り」には、道路の両脇にイチョウの木が植えられています。
春は新緑、秋は紅葉、冬はライトアップと、季節の移り変わりを楽しめるのですが、
夏だけは掘割の菖蒲が主役になります。
こんな風景を、テレビや旅行雑誌で見たことがある方は多いと思います。
津和野の菖蒲といえば、この殿町通りが一般には有名ですが、
実は隠れた名スポットがあるんです。
そこで今回は、穴場の名スポット「山村無楽園(むらくえん)」についてご紹介していきます!
「山村無楽園(むらくえん)」ってなに?
「山村無楽園」は、島根県津和野町の中座(なかざ)地区にある菖蒲の観光スポットです。
Googleマップにも、どの観光サイトにも載っていない穴場中の穴場。
地元のご夫婦2人が有志でお手入れをされています。
一体何株あるのか…手入れをしているお父さんに聞くのを忘れてしまうほど
菖蒲の花が咲き乱れるこの場所の景色は美しかったです。
菖蒲のお花は色とりどりで、数えたところ全部で7種類もありました。
もしかしたら見落としがあるかもしれません。
新しい花の色を見つけたら、ぜひコメント欄から教えてください。
秋には別の楽しみ方もできる「山村無楽園」
この「山村無楽園」、実は鬼滅の刃で注目を浴びた「アサギマダラ」が飛来することで有名。
菖蒲畑の奥には、アサギマダラが好む「フジバカマ」という植物が植えられています。
毎年9月末ごろに飛来するそうで、今年の秋の楽しみが増えました。
山村無楽園へのアクセス
Googleマップや観光情報サイトに載っていない「山本無楽園」へのアクセスは
ちょっとわかりにくいです。
車で移動される方は、すぐ近くの下山神社を目印にナビセットをすると良いです。
それでもわからない場合は、次の案内を参考にしてください。
まず目印は、津和野の造り酒屋の1つである「財間酒場」さん。
財間酒場さんの奥の道を進みます。
あとはただひたすらに真っ直ぐ進んでください。
踏み切りを越えて、左手に「SL関係者無料駐車場」が出てきたらゴールです。
さあ、菖蒲の世界へどうぞ。心ゆくまで堪能してください。
さいごに:地元有志のご夫婦に感謝の気持ちを…
地元ご夫婦お二人の有志によってできている「山村無楽園」を、
やはり2人だけで維持するのは非常に労力が掛かります。
菖蒲の花が見頃のシーズンには、花がら摘みを毎日しても追いつかないのだとか。
そこで、この記事を読んで訪問してくれた方にお願いです。
通路際の菖蒲に、先終わりの花がらがあったら摘み取ってくれませんか?
菖蒲畑の中は、柔らかい土の畑なので入るのは危ないですが、通路なら問題ありません。
通路の横に、いくつか花がらを捨てる場所があるので、摘んだ花がらはそこへ捨ててください。
この素敵な風景が、これからも見られるように、ご協力をいただけたら幸いです。
「山村無楽園」観光スポット詳細
- 住所:〒699-5612 島根県鹿足郡津和野町中座(Googleマップを開く)
- 開催期間:菖蒲が咲いている期間
- 見頃は6月10日〜20日ごろまで(例年)
- 観覧料金:無料
- 駐車場:なし(すぐ近くのSL関係者用無料駐車場が利用可)
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